早川元理事の実現した予言

日本銀行元理事の早川英男氏は、日銀が1年以内に長期金利目標を引き上げる可能性があるとの見方を示した。

早川氏は、利上げを主導するのは雨宮正佳副総裁とみている。2016年9月の長短金利操作の導入以降の政策は「圧倒的に雨宮氏発だ」と説明。現行の緩和の枠組みで国債買い入れペースのめどを年約80兆円としているにも関わらず、40兆円台まで減らすなど説明責任を果たしていないとして、「雨宮氏はよくも悪くもずるい。こういう難しい局面では割り切りがないとなかなか乗り切れない」と語った。

若田部昌澄副総裁については、政策運営には「何の影響力もない」

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-04/P6NDKS6TTDS001
2018年4月5日 5:00 JST

一方、若田部氏は追加緩和については「2%の物価安定目標達成が難しいなら、考えざるを得ない」としつつ、具体策については「追加緩和を検討する場合は、日銀が現在実施している政策メニューの改善と強化が第一に考えられる」などと述べるにとどめた。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL05HPI_V00C18A3000000/?n_cid=SPTMG002


現実が予想通りになった見事な予言である。

長期金利は上がり、
物価目標達成が難しくなっても若田部副総裁は執行部案に賛成し無力化された