雨宮理事は日銀副総裁には不適格

昨日、衆議院予算員会で雨宮正佳副総裁候補の質疑応答があった


下記の理由から副総裁として不適格である。

1、総裁と認識が異なる

「持続的に下落する意味でデフレという状況ではない」

先日の黒田総裁のデフレ脱却していないという趣旨の発言と異なり、
総裁と副総裁の閣内不一致となる。


2、経済学に反する思想

「経済、物価は複雑で、単純にある(特定の)政策だけで解決できるわけではない」

「n個の政策目標を実現するためにはn個の政策手段が必要である」という
ノーベル経済学者ティンバーゲンの定理と相反するものである。


3、マクロプルーデンスや国際市場に精通する人物が執行部、ボードメンバーに不在になる

良く悪くも現実として、中曽副総裁は、金融危機の対応があり語学にも堪能であり海外中銀とのパイプもあった。しかし、雨宮理事は白い日銀下で国内で政策企画に長く携わっていて不適格である(しかもデフレを脱出できなかった)


以上からなぜ副総裁候補として適格なのか全く不明である