共産党による「We are not Greece」

サンデーフロントラインにて9党首討論があった。

菅総理

雇用と社会保障をちゃんとすること、そのためには財政破綻をするとそれが崩れる。ギリシャの現実は年金がカットされ、雇用がカットされる。そうならないためにどうしましょうかという相談がしたい。


という発言に対して


志位和夫氏は

ギリシャがどうしてあんな財政破綻になったか、いろんな原因があるが、ギリシャではこの10年間で法人税を40%から24%まで下げて国の税収に大穴を開けた。消費税は18%から23%まで5%上げた。まさに菅さんがやろうとしたことを10年前からやった結果がああなっている。非常に筋が悪いことで絶対反対。


共産党の言うとおり法人税の引き下げの是非は別として、注目すべきは事実はギリシャは消費税が18%もかけていたことである。
公務員天国をつくって、年金給付や公務員給与をいくらでも払っていたら消費税を18%もかけていても財政危機になるのである。
果たして官公労働組合を抱える民主党が公務員給与に踏み込めるのだろうか