東日本大震災と阪神大震災のドル円レートと日経平均株価の比較 〜100営業日目〜

昨日8月8日は、東日本大震災から100営業日目である。
震災後に強力な金融緩和によって円高を止めること。
そして、円高の阻止によって日経平均株価を保つことを提言し、また忠告してきた。


高橋洋一氏も昨日にtwitterにて

10円円高になると日経平均は1100円下がる現実を見よ--米国債格付け引き下げより深刻な、政府・日銀の「自国窮乏化政策」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/15094

(http://twitter.com/#!/YoichiTakahashi/status/100357228665634816)


とつぶやいているが、円高が進めば日経平均株価が下がるのは自明だろう。
そこで100営業日後どうなったか見てみよう。



阪神大震災東日本大震災の震災後の動きは非常に似通ったものとなった。
円高が進行し、日経平均株価が下落するという懸念していた状況になってしまった。


相対的には、阪神大震災と比べ円高が進まなかった分、日経平均株価の下落もとどまっているが、東日本大震災後の下落率は▲12%にもなっている。


マンデル=フレミングモデルの法則通りのことが起こっている。
必要なのは日銀が金融緩和によって円高を止めることである。