池尾和人の総合CPIとコアコアCPI

池尾氏は記事の中で

要するに、生活に直結しているのは総合CPIの動きであるが、先行きの物価の趨勢的な動きを判断するにはコア(コア)CPIの動きがより参考になるということである

とトレンドは総合CPIよりもコア(コア)の動きが参考としている。


しかし、池尾は以前にどのように言ってたか

政府の月例経済報告も「景気は、着実に持ち直してきており、自律的回復への 基盤が整いつつあるが、失業率が高水準にあるなど 依然として厳しい状況にある。」という基本認識。こうした事情がコアCPIを使うとよく見えるが、コアコアCPIを使うとかえってみえなくなるというだけでは。

http://twitter.com/#!/kazikeo/status/20105164643

米国と比較する時には、定義をできるだけそろえた方がよいというのは道理だけれども、言うまでもなくエネルギー物価の動きは、日本にとっては交易条件を規定する重要要因だという意味でも無視できない。エネルギー物価の動きを除去した方が、日本経済の現状がよく表せるわけではない。

http://twitter.com/#!/kazikeo/status/20110331349


池尾和人の自己矛盾に笑止千万である