イギリスとユーロ

今回のギリシャ危機でユーロが不安定化している。一部では「イギリスがユーロを導入しなくてよかった」という意見があるが本当だろうか。

リーマンショック前の2008年7月1日から2010年5月19日までに対円での為替レートをみてみる。



ほとんどの期間でユーロとポンドは同じ動きをしているようにみえる。
そこで相関係数を出してみると、ユーロとポンドは0.9619でほとんど1である。

イギリスはユーロに入らずともユーロと運命を共にしているのである。