日本の貯蓄率神話の崩壊か

一部では、日本の家計の貯蓄率が高いことを理由に財政赤字ファイナンスができる。
また一方では、貯蓄率の低下を理由に財政危機を唱えている人がいる。


日米の貯蓄率をOECDのデータで比較すると、日本は右肩下がりであり2009年に日米逆転している。
日本は高齢化の進行と共に今後も低下していくと考えられる。
ただし、2009年のアメリカはリーマンショックの反動とも考えられ今後の推移を注視する必要がある。

なお1992年から2009年までの相関係数は0.83と高いため景気変動の影響も受けているのではないだろうか。