小野理論は徴兵制?社会主義?

6月27日サンデーフロントラインにて小野氏は

労働者が今、働いていない人が働ける状態になると、国民所得でも現実の経済活動でも明らかに成長している。

と述べていた。

これはもっともな意見であるが、実際にできるかどうかは疑問がある。

介護産業は人手不足であるが、現在は完全雇用でないならば労働市場は分断している。
介護産業で働きたくない人を失業手当の受給を条件に介護現場で強制労働させるのだろうか。

「働かざるもの食うべからず」という社会主義の精神としては正しいだろう。
資本主義社会においても、徴兵制ということで解決できる。

また問題は介護産業で働き始めたとするとその間には就職活動はできるのであろうか。
仮に再就職までの日雇い的な介護としてもそのような不安定な人が消費を増やすのだろうか


ただ最も深刻な問題はサンデーフロントラインで誰も小野理論に真っ向から反論できないことなのだが…
藤原氏が用意されたと思われる質問をしたが小野氏の反論につっこみはせず納得して終わっていた…