経済の開放度と経済成長率

日本はグローバル化が遅れている。閉鎖的だ。FTAを結ぶべきだと意見がある。
OECDから日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスに加え、韓国とスウエーデンを選び、冷戦崩壊後の経済の開放度をみる。

断トツに低いのは日本とアメリカでGDPに対する輸出入額の平均が約15%である。これは経済の開放度(trade opennesstrade openness ratio)と定義されている。
ドイツ、フランス、韓国は40%を超え経済の開放度が高い。




小国も含めたOECDで成長率と経済の開放度を散布図で描く。
一番左下に位置しているのはやはり日本とアメリカである。

リカードの比較生産費説を持ち出すまでもなく、日本もFTA締結や規制改革を通じて経済の開放度を高め成長率を高める時期ではないだろうか。