第三の道の財源

NHKBizスポで菅氏のブレーンでもある小野善康氏が第三の道について述べていたので一部を紹介する

実は民間はお金を全然失わない。それで第三の道を菅さんは自信を持って言っている。例えば100万円とるわけではなくて、消費をしながら徐々に払っていく。それを雇用、需要創出に必ず使う。そのお金は片っ端から所得して皆さんにお返しをする。失業者でない方にいってもいい。そうするとその人が忙しくなると、人が欲しいじゃないかということになって失業者が雇われることでそれでいい。つまりお金が消えるのではなくてお金をすぐに返すということを約束する。重要なのは徐々に消費税で入った収入が片っ端から所得して入っていくこと。もしそれができないとすると財務省の中にお金が貯まるだけ。
取られたら返ってこないんじゃないかとそこを心配をしている。少なくともとられてそれを失業手当とかなんかに回すぐらいならちゃんと働いてもらって、それも必ず雇用に出す。いくらで何人を雇う。だからいくら財源が必要で、後で実際に何人を雇いましたと示す、それが信頼性になる。しかもいろんなサービスを提供出来る。こんないいことはない。

開放経済において、国民からの税収を100%を国民の所得に回すことなんで果たして出来るだろうか。
ただ少し変えて、銀行に資本税をかけて、マイナス金利と似たような効果を出し投資を拡大し、またその財源をばら撒くという意味では景気が良くなる可能性はあるのではないだろうか。

後半にもあるように失業手当を減らす形では、失業保険を受けている人に対価として働いてもらうというならまだわかるが、その場合は新たな財源は必要ない。