ギリシャは島を売却したので純債務

先日の土居丈朗氏の純債務で見るか、粗債務で見るかという定義を使えばギリシャは国有資産である島を売ったので純債務でみるべきと結論づけることができる。

ドイツの議員からギリシャは島を売れと言われていたが本当にギリシャは売却することとなった(http://www.nydailynews.com/money/2010/06/25/2010-06-25_greece_to_hawk_islands_to_repay_debt_reports_greece_denies_these_allegations.html)

6000の島を売却か長期のリースで貸出、ロシア人や中国人が関心を示しているそうだ。


日本も公務宿舎やその跡地を売却する方針があり、歳出削減をすれば税収以外から借金を返済していることになるだろう。
また、埋蔵金を使って新規赤字国債発行を抑えた鳩山政権も税収意外を財政再建に利用した例と言えるだろう。


以上の通り、土居丈朗氏の主張は苦しい。定義が間違っているのか、土居丈朗氏が間違っているのかどちらであるかは判断次第だろう。