credit easingの由来

In fed We trustでは何故"qualitative easing(質的緩和政策)"ではなく、"credit easing(信用緩和政策)"を使ったか書いてある。

そもそもは"continue to bypass the banking system and lend directly in markets"という意味で
Washは"qualitative easing"という言葉を提案した。

しかし、didn't fly:日本語版訳ではピンと来ないということで"credit easing"になったと書いている。

またcredit easingという言葉は本書では定着していないと書いてあるが実際には定着しているだろう。

そしてこの副産物として"qualitative easing"をバランスシートを一定に保ったまま、国債より格付けの低いリスク資産を中央銀行が購入するという概念が生まれた。

credit easingの場合はこのqualitaive easingとquantitative easing(量的緩和)を合わせたものと定義される事が多い。

ピンと来なかったというのはバーナンキを始め彼らのセンスが良かったのだろう。