続・米BEIからみるQE2の効果

QE2に関して、BEIは上がっても名目の米10年国債の利回りが上昇しているというご指摘があったので追記。

BEIと名目の米10年国債利回りは9月まではきれいに連動していたが、QE2観測もあり乖離していることがきれいに見える。
乖離幅が実質金利を押し下げる部分であり米国の景気をサポートする。


9月を基準とすると約50〜60bp上昇しているが、米10年国債の上昇はそれほど上昇していない。
つまり、QE2はBEIの上昇にも、景気をサポートする効果もあり成功したといえよう。