経済の開放度とインフレ

OECDの2008年のデータより輸出と輸入額の合計の対GDP比である。

日本はアメリカと並び極めて低い。


グローバル化進んだことによって、安い輸入品が入ってきてたためにデフレになったという人がいる。
彼らは、なぜ経済の開放度が低い日本がデフレ、アメリカはディスインフレになるのと説明するだろうか


そこで2008年の物価上昇率と経済の開放度で散布図を描く。


当然の結果ではあるが、経済の開放度とインフレ率は関係がない。
むしろ緩やかな右上がりの近似線を描き、経済の開放度が高いほどインフレ率が高くなっている。

白川総裁も一時期使っていたが、水野和夫氏とはじめとしたグローバル化によるデフレ論がインチキかわかる。