リフレを、取り戻す。 -需給ギャップを高めよ-
久しぶりに高橋洋一氏の「安倍首相はなぜ「リフレ派」になったのか」、
安倍首相はなぜ「リフレ派」になったのか | 高橋洋一の俗論を撃つ! | ダイヤモンド・オンライン
また、上念司氏の「アベさんがアベノミクスにたどり着くまで」
[https://www.mainichi.co.jp/heisei-history/interview/19.html:上念司さんの「アベさんがアベノミクスにたどり着くまで」
]
を読んで個人的に当時を思い出して、経世済民を思いだしました。
「リフレを、取り戻す。」
約5年経ちましたが、コアCPIは0.9%、以前であれば
CPIの上方バイアス考慮すれば実質デフレだ!という罵られる状況でしたが、
黒かった人がエスブリッシュされて白くなったのか、そうした声はリフレ派界隈から聞いていません。
デフレ派の人たちはAll deadしたようですが。。。
また、日銀の政策決定会合ではリフレ派の片岡剛士氏が金融緩和を訴える一方で、
かつてリフレ派の重鎮と言われた方々(岩田規久男副総裁、原田泰氏は黙殺しています)
アベノミクスの成果については疑いの余地はありませんが、デフレ脱却とは言えません。
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2013/0124/shiryo_02.pdf
日本銀行が作成した図にオレンジの色の線をいれると物価上昇率2%(左軸)に達するには、
需給ギャップが6%程度(右軸)に高まらないとインフレ率は達成できていません。
つまり、需給ギャップを高める政策が必要です。(藤井某のように公共事業を行なえと主張するわけではない)
これを直近まで拡張すると
4−6%のプラスの需給ギャップが依然として必要と推測される。
(若干高めに感じるのは、ヒストリカルデータを元に算出した潜在成長率が低い為)
これを金融政策で埋めるのが日銀の仕事ではないだろうか